せっかくだから日本でやってきた事。①
先日の里帰り中に、せっかく日本へ帰ってきたんだからコレはやっておこう!!みたいなカンジなのを本日はお話したいと思います。
その第1弾、
クルマの試乗。
チャーチじゃ滅多に出来ないですからね、ってゆーかディーラーなんか恐くて行けないし(笑)。
で、何に乗ったのかというと、コイツ。
マツダ・ロードスター♪
実はワタシ、以前は2代目ロードスター乗ってましてね、いい車でしたよアレは。
で、昨年モデルチェンジされた新型はどうなのかなー、って結構気になってたんですよ。
と、いうわけで、試乗してきました。なので今回は試乗記です(笑)。
気になっていた、とは言え発表された時に全幅が3ナンバーサイズになっていた事にガックリ、車体重量1100kgには2度ガッカリ。
初代、先代の良さを知っている身としては、「今度のはいくらカネがあっても買わねぇよな・・・」ってこのボディーサイズだけ見て思いましたけど。
でも気を取り直していざ試乗。
でね、
良かったよ、走らせてみたら確かに良かった。
でもね、その良さって先代までの良さと根本的に違うんですよ。
なんてか、車重が増えたとは言えアテンザ用2リッターエンジンを縦置きにレイアウト変更して奢ってる訳ですからね、そりゃパワフル。
それにステアリングフィールもきっちり計算されている感じで安定感抜群。
でもあまりに扱いやすくて拍子抜けなんですよね、いや、扱いやすいというよりは、
バカでも速く走れる。
そんなクルマに成り下がってる、あえて言おう、「成り下がってる」。
そういえばこの乗り味、何かに似てるな~・・・と、思い出したのが、
BMW Z4にソックリ。
あれ乗った時もガッカリしたよな~。
もうね、
アホかと、馬鹿かと。
あのね、ロードスターってそういうクルマじゃなかったはずでしょ?
先代までのB6,BPエンジンは確かに荒削りでパワーもあまりなかったけど、回して楽しかったじゃない、5ナンバーサイズにこだわって真のライトウェイトスポーツを具現化してたじゃない。
何よりロードインフォメーションを的確に伝えるステアリングフィールは他のどんな車でも味わえる物じゃなかったのに、何だよ今度のこのナンパな乗り味はよぉ。
アタマ使わなきゃ速く走れないのがロードスターなんじゃなくて!?
その分自分のイメージ通りの走りが出来た時に最高の気分を味わえるのがロードスターじゃなくて!?
車体を3ナンバーサイズに拡大して、2リッターエンジン積んでその分の重量増加を必死になって抑えたらしいですけどね、でもそれだけ必死にやったなら、
5ナンバーサイズでBPエンジンのまま出せばもっと軽かったんじゃない?
スポーツカーで1番重要なのはパワーよりも軽さなのだよ。
絶対今度のコイツの開発陣の中には2代目のチーフ、貴島孝雄氏は入ってないだろうな・・・
いたら絶対こんなクソ車作らないもん。
っていうか
いないでくれ。(笑)
3代目ロードスターは今までオープンスポーツに乗ったことの無い方、車は目立ってナンボの方々に大いに受け入れられると思いますけど少なくとも現在、先代までのロードスターにお乗りの方、もしくは私のように以前乗っていた方にとっては、
全く乗り換える気もおきないでしょうね。
ある程度想像はしてましたが、コレほどまでに今までの輝かしい歴史をぶち壊しにしてくれているとは思いませんでしたよはっきり言って。
これがカー・オブ・ザ・イヤーとは片腹痛い。(笑)
とか言っときながらカタログだけはしっかり貰ってきたけど(爆)。
つーか、今日のテキスト、やっぱ最後まで読んだ人少ないだろうなぁ・・・
ココまで読んでいただいた方、お付き合いいただいてありがとうございます。(笑)
結局あの後、乗りに行ったんだね(笑)
自分もこの車は買う気ないね。
だって2座なんだもん(買うカネもないし)
そういえばNZでも試乗ってできるんだよね?
そっちでの試乗記希望。
怖くない怖くないって。