新車お披露目ライド。② そしてインプレ。
ちょっと空いてしまいましたが、前回の新車お披露目南房総ライドの続きです。
道の駅ちくらでお昼を食べた後、これまたほんのちょっと先の野島崎灯台、房総最南端へ向かいます。
いや、ホントにすぐそこなんですけどね、道の駅ちくらから20分くらいでもう到着。
うむ、良い景色だ。
綺麗な海の景色は今年、能登島やら佐渡島やらでさんざん堪能しましたが、首都圏近郊ならやっぱり南房総に限りますね。
というわけで、いつものポーズで記念にパチリ。
デローザ初のとったどポーズです。(笑)
さて、野島崎を一瞥してまた先に進みます。
この後も引き続き海沿いをひたすら走り、途中でこれまたお約束の道の駅・南房パラダイスにも立ち寄ったのですが、南房総ライドではもれなく何度も紹介してるので一気に割愛。(笑)
話は一気にゴール手前の館山市街までワープします。
ここまで来たらゴールの道の駅・とみうらまではもうすぐ。
走り終わったら、近くにある富浦ロイヤルホテルでひとっ風呂する予定だったのですが。
実はこの富浦ロイヤルホテルに到着するまでに、1kmあるかないかの短い距離ながら、斜度15%という激坂がございまして、デローザのヒルクラ能力を計るべくちょっと登ってみたわけです。
こんな坂です。
激坂です。
登ってる途中ですれ違った車のドライバーが、まるで宇宙人を見るような目でこっち見てましたけど(笑)、ロードバイク乗りなんてそんなもんです。
まぁそんなわけで、最後にちょっとした激坂も堪能し、デローザお披露目ライドこれにて終了。
で。
そのデローザはどうだったのよと言う事なのですが、一言でいうとカタい。
ですがガチガチの硬さではなく程よい剛性感と言うか、かと言ってメインバイクのキャニオンほど衝撃減衰力は高くない。
路面からくる衝撃には敏感ですが、ライダーが感じるまでには角が取れている感覚があります。もっともそれはヴィットリアタイヤの特性かもしれませんが。
あと、フレームのBBシェルの剛性と、ウィッシュボーンのBBと、デュラエースのクランクといった3つの要素からくるおかげでぺダリング剛性はむちゃくちゃ高い。私レベルのパワーでは全くたわまない。よって雑なぺダリングをしようものならキックバックで足痛めます。
言い方を変えれば慣れれば疲れずに速く走れる綺麗なぺダリングが自然と身に付くであろうと言う事。
そういった意味では、少なくともウィッシュボーンのBBはキャニオンにも入れてみたいです。
あと、デュラエースのコンポですがクランクはお話した通りすごくカタい。
ワタシ如き未熟者にはアルテグラや105で充分ですね。やっぱりプロ仕様です。
ですが先ほどの剛性の話に戻りますが、斜度15%の激坂をダンシングで登った時のシャキッとした反応は確かにスゴい。
一番感動的だったのはシフトですね。
リヤのシフトチェンジのクリック感も素晴らしいですが、何と言ってもフロントのシフトチェンジのストロークの短さと反応の速さ、正確さときたらまるで電動かと思うくらい。
それでいてしっかりと機械的なクリック感ももちろんありますので、このフロントのシフトチェンジの気持ちよさったら流石デュラエース。
ダイレクトマウントのブレーキもとにかくよく効くし、R9100デュラエースは剛性の塊のようなコンポです。
で、最後にデローザのエアロフレームの話ですが、実際ロードバイク走らせている時の空気抵抗なんて8割がたライダー自身が受けるわけで、いくらエアロフレームとか言ったところで空気抵抗なんてそんな変わるもんじゃないだろとずっと思っていましたが、
全然違いました。
もちろん同じスピードで私が受ける空気抵抗はキャニオンだろうがデローザだろうが変わりません。
しかしここからが重要。
ひざ下から全然感じないんです、空気抵抗。
これほんとビックリしました。
エアロフレームはホントにエアロ感あるんですよ。
実際に多分、同じ出力で同じ距離走ったら平均時速にして1~2kmくらいは違うと思います。
たった1~2kmじゃないですよ、100km走り続けたら10分くらい速いと言う事ですからこれはすごい。
山岳ならキャニオンですが、平地ならデローザSKが断然。
まぁそんなお披露目ライドで感じた新車デローザSKの感想でございます。
乗り慣れてきたらまた色々細かいインプレが出来ると思いますが、それはまた追々とさせて頂きます。