人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

仕事以外真剣。

chnz.exblog.jp

「真剣にやれ!仕事じゃねぇんだ!」人生の師と仰ぐタモリ氏の名言に従って生きることに決めました。

バラ完DIY。①

はいみなさんこんばんわjpslotusです。

前回ご紹介しました、年に一度のご乱心でゲットしたデローザSKの組み立てを順を追ってお話したいと思います。


題して、バラ完DIY。


つってもこんなんロードバイク好きな人じゃないと何言ってんのか全然意味わかんないと思いますが、気にしないで勝手にやらせてもらいます。(笑)

まず、フレームとコンポほとんどは新品ですが、ホイールは手持ちのFFWDカーボンホイールをこいつの専用にしようと思っていたのでそのまま使います。
ですが、せっかくなのでタイヤは新調しました。










バラ完DIY。①_b0040606_21525366.jpg




ヴィットリア・ルビノと言うタイヤなのですが、このタイヤについては後日時間を取ってお話したいと思います。

まずフレームにホイールを取付け、スタンドを咬ませてから組み立て作業開始。
最初に組み付けるのは、ボトムブラケットとクランクです。







バラ完DIY。①_b0040606_21552558.jpg




フレームのBBシェルはプレスフィット(圧入)規格ですが、カーボンそのままではなく、アルミで補強されています。もちろんちょっとばかり重くなりますが、プレスフィットシェルならこの方が安心ですね、カーボンむき出しだとヘタなコトすると割れる危険もありますのでね。

で、BBですが、ここにもこだわりました。
というかデュラエースコンポよりこだわったかもしれません。
普通のプレスフィットBBではなく、組み込んだのはコイツです。











バラ完DIY。①_b0040606_21591852.jpg






ウィッシュボーン・セラミックBB



別にベアリングがセラミックなのははっきり言ってどうでもいいです。
このBBにしたのはズバリ、その構造。
普通のプレスフィットBBだと、シェル左右に独立して圧入するため剛性は全てフレームに依存します。となるとペダルを踏んだ時の力で原理的に左右のシェルがたわんで駆動抵抗を起こす事になります。
ですがこのウィッシュボーンは基本的に圧入であっても左右がフレーム内で連結するので剛性依存はフレームだけでなくBB本体でも受け止めることになります。そうなるとペダルを踏んだ時のパワーロスが限りなくゼロになるということ。つまり下の図のようなイメージ。






バラ完DIY。①_b0040606_2284681.jpg







バラ完DIY。①_b0040606_229548.jpg



で、現物を分離させたのがこれ。
こいつを専用工具で左右からねじ込みます。






バラ完DIY。①_b0040606_2210473.jpg




こうしてBBを組み込んだら、自転車パーツの顔ともいえるクランクを取付。





バラ完DIY。①_b0040606_22105960.jpg





デュラエースR9100クランク。
こうやって見るとゴツいですが、持ってみると拍子抜けするくらい軽い。
さすがシマノ。




バラ完DIY。①_b0040606_22121838.jpg






バラ完DIY。①_b0040606_2212387.jpg





ノンドライブ側のクランクボルトを締め、最後にクランクセンターボルトを止めて固定。



さて、ところでこのデローザSK、エアロフレームなだけあってシートポストも専用設計。
しかも挿入長も限られているので、自分のポジションに合わせて余分な長さを切り落とさなければいけません。
自分の股下、ぺダリングポジションを計算し、それに合わせてシートポストをカットするのですが失敗は許されない一発勝負。組み立て始めたばかりですがいきなり山場が訪れます。(笑)








バラ完DIY。①_b0040606_22181198.jpg




何度も計算を確認し、思い切っていざ、カット。






バラ完DIY。①_b0040606_2219715.jpg





カーボンのカットはのこぎりに余計な力を加えず、少しずつ軽く自然な感じでゆっくり切りましょう。
カットした断面も綺麗で、一応成功です。
ちなみにシートポストだけでなく、フォークコラムもポジションに合わせてカットしなければいけません。
そしてカットしたカーボンの断面には、繊維のほつれ防止にアロンアルファを塗るのも忘れずに。





バラ完DIY。①_b0040606_2222319.jpg




その後、これまた手持ちのサドル、フィジーク・アンタレスと、揃えておいたITMのハンドルバーとステムを仮組してみました。
おおよそのシルエットが見えて来た感じです。



というわけで、次回に続く。
by jpslotus2000 | 2017-10-06 22:33 | じてんしゃ。 | Comments(0)

by jpslotus2000