秩父長瀞ライド。②
前回の長瀞ライドの続きです。
まぁ長瀞まで来たのも特に目的があるわけでなく、距離的に考えて折り返し地点を明確に設定しただけでして、ちょっと風景を楽しんだだけのこと。
とは言えせっかくなので、長瀞名物の天然かき氷でも頂きましょうか。
きめの細かいかき氷を堪能し、さて、それでは復路に出発。
と、自転車に乗ってから気がついた。
そういえばお昼ゴハン食べてない。(笑)
急遽、長瀞近くにある道の駅・皆野で、秩父名物わらじカツ丼を所望しまして。
カツ自体はは薄いですが、その分大きく、とても食べ出があるしもちろん美味。
さて、お腹も満たされたところであらためて復路出発。
帰りは往路から少し離れ、彩の国ふれあい牧場がある山道を越えようかと。
ここを左に入ったところがその山道。
あら、それならちょっとふれあっていこうかしら♪
などと気楽に入り込んだのも束の間、
↑
斜度15%。
やべぇ。。。
↑
斜度18%。
なにがふれあい牧場だばかやろう!!
這う這うの体で何とかクリア。
このヤバさはあざみライン以来。
行きに登った白石峠は登りが苦手だと発狂するレベルですが、ここは苦手じゃなくても発狂するレベル。(笑)
後で調べてみると、ここは季節になるとポピーの花が満開になり、観光客も多く訪れるそうです、もちろん車ででしょうが。
で、その場所は「天空のポピー」と呼ばれ、なかなか有名な観光地らしいです。
もちろん私のようにヒルクライムする人も少なくないとか。
さて、地獄のポピー峠(?)をクリアしたらまた下り、往路とは別ルートで定峰峠経由から白石峠に戻ります。
こちらのルートは比較的ゆるやかで、平均斜度5%くらい。
先程のポピー峠と比べれば楽なものです。
いつのまにやら定峰峠到着。
そして白石峠からは往路を逆走して生越に戻りますが、その途中でもちょっと一休み。
ときがわベース
埼玉県比企郡ときがわ町大字西平184-1
このときがわベースは、サイクリスト用の案内所とか休憩所とかベースキャンプとか、そういった感じの場所でして、案内所とは言っても地元の有志の皆さんが管理運営している完全民営なのですが、かと言って独立店舗と言うわけではなく、いかにも休憩所然とした雰囲気。
ドリンクだけでなくカップ麺やスナックなどの自販機はもちろん、ロードバイクのチューブやタイヤ、その他応急処置の為のパーツなども販売されており、店舗外には50台くらいの自転車を停められるサイクルラックや、ここからトランポの為の駐車場(有料)も完備されております。
わたしが行った時には屋内でコーヒーショップが営業してまして、ここで本格アイスコーヒーをひとつ。
しばしの間まったりしながら、さすがサイクリストにやさしい街、都幾川と感心することしきり。
全国でもこういった場所は珍しいと思いますし、有志の皆さんの管理運営の大変さは想像に難くありませんが、もっと自転車が世間によい印象で認知され、こういった場所が一つでも多くなるよう、自転車を愛する我々ライダーが走行中はもちろん、こういった場所を利用するにもマナーを守って楽しく過ごせるような世の中を作らなければいけないと思った所存です。
そんなことを考えながらの秩父長瀞ライド、気がついたら獲得標高も2000mをクリアし、久々にガッツリ乗った感のあるいい一日でございました。