クルマ漬け。②
昨日はコンセプトカーを紹介しましたが、今回は市販車行ってみましょうか。
まずこれ。
アルファロメオC8コンペテツィオーネ。
いやーさすが、イタ車です。
いいデザインしてますな。世界限定2000台ですが既に完売との事。
しかしこれだけのカタチが作れるんですもの。イタリアっていい国だ。(笑)
これはロールスロイス・ファンタムの観音開きドアを全開にしたところなのですが、遠くから見ただけでもこの室内のクオリティーは凄まじい。
さすが5000万円オーバーの車だけあります。一度は乗ってみたいですね、もちろん後席に。
ちなみになぜドアが観音開きなのかというと、どうやら後席に乗っているVIPがドアが開いて車から降りる瞬間に後ろから暗殺者の銃弾が飛んできても致命傷にさせないための配慮らしいですよ。いや、マジで。
そんな事フツーは考えねぇけど。(笑)
ところで、このロールスロイスってイギリスのメーカーだから通常は右ハンドルのはずなのですが、展示されていたコイツはなぜか左ハンドル。
なんていうか、良くも悪くも日本人の心理を見透かされているような気がしなくもない。
「やっぱガイシャは左ハンドルだろー。」とか言っちゃってるような日本人オヤジたちのの外車に対するちょっとしたコンプレックス、というか貧乏臭さをあざ笑っているような気がしてならないのはワタシだけでしょうか?(笑)
それとも今のロールスはBMW傘下だから左ハンドル?んなことはないだろ。
そしてこれが今回のモーターショーで最も注目の的だった、日産GT-Rです。
まあこのGT-Rの本も読んでみたりして、随分と頑張って創った努力は伺えますが、「世界中のどんなスーパーカーを相手にしても負けない。」と豪語してる割にはそのデザインのスピリチュアルな部分が希薄なのはいかがなものか?と。
どんなクルマにも似ていない、とか言っちゃってますけど、似ていないからといってスーパーカーらしいとは全然思えませんが。
だったら完全に2人乗りにしてリヤシートいらないからもっとアグレッシブな外観にしても良かっただろうに。それとも直接のライバルであるポルシェ・ターボがリヤシート付きだから、という理由なら何と心の小さい開発者から生まれたクルマなのだろう、と。
これが日本を代表するスポーツカーだというなら、もしワタシが金持ちならば数字での速さは劣ってるし、そのくせ値段はGT-Rより高価くても迷わずこっちを選びますね。
アウディ・R8。
今回のモーターショーにはハッキリ言ってコイツを見るために行ってきたようなモンです、はい。
素晴らしいデザイン。スーパーカーたらしめる完璧なキレ具合です。
なんていうか、
ノーブルで、それでいてクレイジー。
誰にも似てないとはこういうことさ。
性能だって普通に考えればとてつもなく凄いけど、それでもGT-Rには負けるらしい。
それでもこの車の、このデザインの持っている訴求力というか、オーナーはもちろん、ただ見ているだけの人間さえもワクワクさせるような存在感って国産車に全然ないよね。
こんなクルマを日本のマスプロメーカーも早く作れるようにならないとね。
続く。
壊れやすい、というか長くは乗れないらしいですが
煽られる確率の高い私でございますが(笑)、オジサマ達は
自分のより大きい車は煽らないという習性もあるようで、
ホトホト困っております。
しかしそんなオジサマ達とセッションを楽しむのもなかなか
のものです(苦笑)