ブログトップ

仕事以外真剣。

chnz.exblog.jp

「真剣にやれ!仕事じゃねぇんだ!」人生の師と仰ぐタモリ氏の名言に従って生きることに決めました。

My Favorite Cars④ ケーターハム・スーパーセヴン


SIMPLE IS BEST



b0040606_17142061.jpg




ロータスと言う自動車メーカーを皆さんは御存知だろうか。

ライトウェイト・スポーツを得意とするスポーツカー・メーカー。1990年代前半まではF-1コンストラクターとしても活躍し、幾多の勝利をもぎ取ってきた名門である。
ロータス・カーズ創始者、故アンソニー・ブルース・コーリン・チャップマンはフロンティア精神の塊のような人物であり、F-1マシンに初めて4WDを採用したり、1970年代にはベンチュリー・カーを発明。更には1970年、当時のスタンダードであった葉巻型デザインに取って代わりロータス72で初めてフロント&リアウイングを装備したモノコックデザインを採用。現在までのF-1マシンのデザインの基礎を作り上げた。
加えて言うならボディーペイントにスポンサー・カラーを採用したのも彼が最初である。


話が横道にそれてしまったが、このようにコーリン・チャップマンと言う人物はそのアイディアと行動力にあふれた人間であり、それはF-1のみならず、もちろん市販車にも反映されている。
その最たる例として取り上げられるのがロータス・スーパーセヴン(以下スーパー7)と言う車であろう。


1950年代後半、イギリスのスポーツカーに対する税制の厳しさに対抗するべくスーパー7は開発された。
コーリン・チャップマンはこの税制が「完成車」のみに課せられたものである事を見抜き(もっとも世界中の車というのはほとんど全てがそうなのだが・・・)、このスーパー7は当初、なんと半完成品のキット・カーとして発売された経歴を持つ。

ゆえに素人にも組み立てやすいように必要最小限のパーツのみで構成された結果がこのデザインとなったわけである。
しかしその単純な構造と超軽量なボディーによるダイレクトな操縦性能は、「財布の軽い若者達の為のスポーツ・カー」として瞬く間に大人気となり、スーパー7前身のマーク6を含めて5つものシリーズが作られた。


ロータス・スーパー7最終のシリーズ4が生産されていた1960年代、このライトウェイト・スポーツに魅せられたバックヤード・ビルダー、ケーターハムがロータスから生産ライセンスを購入。シリーズ4生産終了後もケーターハムによってスーパー7は作られ続け、現在もライトウェイト・スポーツの究極形として熱烈なファンをもつこの車は基本デザインは変わらずとも、日々進化しながら40年以上もの間生き永らえている。


b0040606_1747424.jpg




画像をご覧いただければ解るように、クラシックな面影を色濃く残すケーターハム・スーパー7。
エアコン、パワステ、ステレオなど当然あるはずも無く、屋根も無ければドアも無い。
ただ走るためだけに必要な装備以外は何一つとして存在しないのはキット・カーとして販売されていた当時と変わりは無い。
ただその中身は40年の間にほとんど別物と言っていいほどの改良が加えられ、エンジンに至っては近年ではスタンダードのローバー製Kシリーズ・ユニットをはじめ、フォード・コスワース製BDRやゼテック、ボックスウォール、更には2輪のスズキ・GSX-R用1300ccまで搭載したモデルも存在、車重もスタンダード・モデルでも約580kgと、軽自動車より軽いにかかわらず、コンペティティブなモデルになると480kg、更にはカーボン製パーツなどでギリギリまで軽量化された300kg台に到達するモデルも存在する。

ちなみに車重580kg、ローバー製ユニット140psのスタンダードに近いモデルでパワー・ウェイトレシオが約4.1kg/ps。
日産のスカイラインGT-Rで5kg/psを切らない事を考えればスタンダードモデルでもその加速/コーナーリング/ブレーキング性能は推して知るべし、軽量モデルに至ってはまさしく「公道を走るレーシングカー」そのものである。


そしてこのスーパー7はその「ただ走らせる事の喜び」に魅せられたビルダーによってケーターハムだけにとどまらず、同イギリスのウェストフィールド、オランダのドンカーブート、南アフリカのバーキン、日本のミツオカなどもスーパー7を基本とした「ニア・セヴン」一族を生産している。
そして驚くべきは実はここ、ニュージーランドにもフレイザー・クラブマンというメーカーがニア・セヴンを生産しており、ニュージーランドただひとつの自動車メーカーとして認定されている。


半完成品ゆえに単純構造、軽量という設計。だが逆にそのダイレクトなドライバビリティによって世界中に多くの熱狂的ファンを持つスーパー7。「軽量化こそ最良のチューニング」と言われるクルマの基本哲学が、まさにここにある。
[PR]
by jpslotus2000 | 2005-11-06 18:33 | 車好き。 | Comments(4)
Commented by るる at 2005-11-06 21:24 x
おぉ~!!!!ロ~~タス!!!!!
セブンは1回も乗った事ないんだよなぁ…1度は乗ってみたい!!
地を這うような感じがたまらないっ!!
そう言えば昔エスプリ乗ってたなぁ…自爆!!!!!
Commented by みーあ。 at 2005-11-08 14:20 x
よ・・・よめん。

byゆかちん。
Commented by jpslotus2000 at 2005-11-08 18:18
attn:るるさん。

セヴンはねぇ、本気で購入する寸前まで行きましたよ・・・あと1歩が踏み出せずにロードスターにしちゃいましたけどね。
今考えると、乗っときゃよかったな~って思いますよ。シートに座ってみただけで世界が全然違うもん。すごいっすよねこの車。
Commented by jpslotus2000 at 2005-11-08 18:20
attn:みーあ。

もっとベンキョーしなさい(笑)。

こんな事知っててもどうにもならんけど(汗)・・・
ま、どっちにしろコイツはヲタクの世界ですから、ごめんね。