乗るからにはメンテも大事なのでねの巻。②
キャニオンのメンテのお話第2弾です。
前回は、タイヤを新調した事をお話しましたが、今回はデローザ組んだ時に使ってみたところ、とてもよろしかったので今回バラしたのを機にキャニオンにも導入したかったパーツをひとつ。
それがこれです。
ウィッシュボーン・セラミックBB
デローザの時にもお話しましたがこのBB、ベアリングがセラミックなのは別にどうでもいいのですが(笑)、構造的にBBまわりの剛性が格段に上がるのでキャニオンにも是非入れたかったパーツです。
まずは今までの普通のプレスフィットBBを叩き出します。
これが取り出したBB。
グリスべったり、所々に砂が噛んでおりますが機能的にはもちろんまだまだ使えたはず。
ですがこれにてお役御免です。
これが構成パーツなのですが、左右のベアリングをフレームにムリヤり押し込んで(圧入)固定されているだけ。
中央の筒の部分はただのヤワなプラスチックなので剛性には一切関与しておりません。
こう見ると、最初の画像のウィッシュボーンのオールアルミ本体がどれだけ高剛性なのかが見て取れます。
そのかわりちょっとだけ重くはなりますけど。ほんの数十グラム。
キャニオンフレームのBBシェル。
初めて内部を見ましたが、とてもきれいなカーボンワークです。
さすがキャニオン。
で、ウィッシュボーンBBをここに装着するのですが、圧入規格なのにBB左右はフレーム内でネジ切りでの剛結となります。
この後、クランクを取り付けて完了。
今ではもちろんメンテも終わって普通に乗っているわけですが、実際全然ぺダリング剛性が違います。
坂道でぺダリングがバラつく事が無くなり、リズムに乗ってクランクを回せる感じ。
何でもっと早くウィッシュボーンにしなかったんだろうと思うくらい。
ってゆーか世の中の全てのボトムブラケットがウィッシュボーンであるべきと思うくらい。(笑)
ちょっとだけ重くはなりますが、軽量化なら他のパーツでやればいい。いや、ホントに。
そんなウィッシュボーンを取付け、メンテ完了のキャニオンですが、調子に乗ってワンポイントドレスアップ。
先日、上野の国立博物館へ行った時に、オミヤゲにこんな物買っておりまして。
と言うわけで(?)愛車にインスタント金蒔絵。
まぁ気分ですから。
なので私のキャニオン、これからは
雷神號
と呼ばせて頂こうかしら。(笑)
あ、もちろんデローザは、
風神號です。
エアロフレームだしね。