サイクルモード2017。②
こちらは超高級メーカー、サーヴェロです。
チーム・ディメンションデータのエース、マーク・カヴェンディッシュ選手が実際にレースに使っているモデル。
カラーリングが超カッコいい。
こちらは人気のイタリアメーカー、クォータのクレヨンと言うモデル。
かつてのカルマエボと言うモデルの後継なのですが、去年からか今年からか、大きくモデルチェンジしてこの形になってますが、はっきり言って昔の方がカッコ良かったな・・・
こちらも去年ご紹介したと思います、アルゴン18。
もともとこちらのトライアスロンバイクがこのメーカーの得意分野。
フランスのメーカー、ラピエールです。
こちらのメーカーのバイクの特徴は、シートステーがシートチューブをまたいでトップチューブに直接繋がっていること。
そうすることでシートステイの柔軟性が増し、衝撃吸収性が高くなることが狙いのようです。
で、今回、このラピエールのゼリウスと言うモデルを試乗してみました。
乗ってみての印象ですが、言われているほど衝撃吸収がすごく良いとは感じなかったです。
いや、正確には良いのでしょうが、自分のキャニオンの方が快適性は高いように感じました。
ですがそれ以上に印象的だったのは、スタビリティが高いこと。
いや、ちょっと乗っただけなので確実なことは言えませんが、なんていうかハンドリングがしっとりとしていて安定感があり、コーナーで安心して車体を傾けられる。そんな感じですね。
自分の乗っているキャニオンが絶対的な軽さのおかげでヒラヒラ感が高く、荷重移動に対してシビアなのと比べると、このラピエールはどちらかというと万人向けですね。
総じて悪くは無いですが、突出した特徴も少ないかと。
そしてもうひとつ試してみたのがこの楕円チェーンリング。
固定ローラーに乗って回してみたのですが、ぺダリングしているクランク1回転の間のどこでトルクをかけて、どこで力を抜くべきかがよくわかります。
慣れてくると無駄の無い綺麗なぺダリングが出来るのでしょう。なかなか面白い経験でございました。
ニュージーランドに、ニールプライドと言うメーカーがあるのですが、そこの創始者ニール・プライドとその息子、マーク・プライドが経営権を売却し、全く新たに立ち上げたチャプター2というメーカーが出展されてました。
バイクの全体を撮影するのを忘れてしまいましたが、極めて機能的なエアロフレームのデザインもさることながら、ニュージーランドメーカーのアイデンティティとしてフレームにマオリ模様のペイントが施されており、元ニュージー住まいの私としては実に応援したくなるメーカーです。
デローザ買う前に知っていればこっちのフレームにしてたかもなぁ・・・
日本は埼玉県のメーカー、ボーマ。
このバイクもなかなかカッコいいですね。
ところでこのボーマ、昨年もご紹介した記憶がありますが、なんとカーボンの積層が西陣織というとんでもなくオシャレなトラックレース用フレームを出店しておりましたが、今年ついにそのロードフレームが登場。
これがその西陣織カーボンロードフレーム。
こうしてみるとフツーのカーボンフレームのようですが、アップにしてみると、はい、どんっ。
いやー、こいつは超絶オシャレですわー。
ところでお値段50万円ですって、フレームだけで。
・・・
残念ながら私には手の届きそうもないフレームです。
でもいいなぁ・・・
ピナレロのK10買えるだけの余裕があったらこっち買いますけどね。(笑)
まぁそんなわけで、今年のサイクルモードも思う存分堪能致しました。
今から早くも来年が楽しみです。