珈琲のある生活。⑤
以前からお話しておりますように、わたくしコーヒーが大好きでして、色んな種類の豆を買っては自宅でコーヒーを愉しんでおりますが、やっぱりカフェで味わうコーヒーと言うのも、もちろん大好き。
で、最近もふと思い立ってちょっとカフェを開拓しようかと繰り出したわけです。
向かった先は、なぜかここ数年急激にロースターが乱立して、カフェ激戦区となっています東京の清澄近辺。
で、清澄のカフェと言えばもぉなぜだかスゴい(意識高い系に)人気のブルーボトル・コーヒーがございまして。
オープン当初から行列が出来るほどの盛況ぶりだったので、今の今まで敬遠してたんですけどね。
「コーヒー界のアップル」などという触れ込みに釣られて、新しいモノ好きな意識高い系の人種が何時間待ちながら訳知り顔でコーヒー飲んでる。
想像するだけでコイツらアホかと思ってね。(笑)
どーせコーヒーの美味い不味いも解らんくせに。
そんな人種と仲良く並んで入店待ちなんて死んでもイヤだったので今まで行かなかったのですが、今回通りがかった時にはブームも落ち着いたのか、お客さんも少なかったのでブルーボトル初入店です。
店内はこんな感じ。
悪くはないけどね。
店舗マネージャーみたいな人がうろうろしていてうざい。(笑)
で、肝心のコーヒーですが、
ラテアートとか凝ってんのか見たかったのでカプチーノ系を所望。
まぁ、見た目それなり。
味もそれなり。
ってゆーかこのワッフルで500円ってどうなのよ。
はっきり言って何があんなにブームを引き起こしたのか全く分からん。
言い換えれば、マネージメントとかコマーシャリズムって恐ろしいものです。
というわけで、特に何の感動もなくブルーボトルを後にして、もう一軒お邪魔してみました。
それがここ。
オールプレスエスプレッソ・トウキョウ
ここはブルーボトル行った後、適当にカフェ探してて偶然目に留まったところなんですけど、これがもうね、大当たり。
お店の中はこんな感じ。
ブルーボトルと同じく、倉庫を改装したような店舗ですがこちらはカウンターとロースターがガラスで完全に仕切られていて静かだし、建材のウッドが落ち着いた印象を受けます。
で、大当たりと言ったのは実はここ、ニュージーランド発のカフェなんですって。
ふらっと入ってメニュー見た時に、「ロングブラック」の文字にビックリ。
(ニュージーではブラックコーヒーの事を基本、ロングブラックと言う。)
なのでカウンターの店員さんに注文する前に、「ニュージーランド系?」と、思わず確認しちゃったりして。
で、もちろんそのロングブラックを所望。
これがそのロングブラック。
本来はダブルのエスプレッソなのですが、同時にお湯がついてきてエスプレッソを一口楽しんだ後にお湯で割ってレギュラーコーヒーにすると。
ボクがNZのクライストチャーチに住んでいた時にはこのお店は知らなかったのですが、本国のコーヒーの懐かしい味わい、カップも向こうでポピュラーに使われているカタチそのもので、あっちにいた頃を思い起こさせてくれます。
ついでに頼んだこのクッキーも、ニュージーランドでポピュラーなアンザック・ビスケットと言うのも泣かせますな(笑)
いや、清澄のカフェを2店ハシゴしましたが、ブルーボトルなんかより断然オールプレスですよ。
最近なかなか機会がないけどまた近いうちに絶対行きます。
それに、清澄にはもっともっと面白そうなカフェがたくさんありそうなので、ココのエリアは今後開拓するにすごく楽しみです。