やっぱり山が好き。②
自転車乗りが注目する今年のツール・ド・フランスも終盤に差し掛かっている今日この頃、一人ツール気分を味わうべく奥多摩へお出かけしたお話の続きです。(笑)
奥多摩周遊道路の月夜見駐車場から一気に奥多摩湖まで下りまして。
ええ、下りならあっという間です。
ちなみに奥多摩湖から青梅街道を東に走ると緩い下り基調なのですが、トンネルがあったりこの日は強い向い風だったりでなんちゃ気が抜けなかったりします。
何で向い風かなぁ・・・
そうこうしているうちにJR青梅線の終点、奥多摩駅周辺までやってきました。ようやく文明世界に戻ってきたよ。(笑)
そんな奥多摩駅近くのデイリーヤマザキ。
コンビニ終点。ってまるでココは地の果てみたいなノリですが、人里離れた辺境が大好きなローディーにとってある意味、ラストコンビニのフラグはヘタすると生死にかかわる命綱だったりします。
いや、マジで。
そんなラストコンビニも通り過ぎ、相変わらずえっちらおっちら自転車を進めると、忽然とこんな元自動車整備工場があったのですが。
いや、建物はどうでもいいんですけど、この前に停まっているクルマ、ユーノス・コスモですね。
放置プレイですか、もったいない。ボクにくれませんかね、何とかレストアして・・・
いや、もうロータリーエンジン腐ってるだろーな。
しかし、もったいない。どうでもいいけど。
ところで今回、奥多摩湖まで下って青梅街道へ出ているのは、せっかくだから前にここをドライブした時に立ち寄った鳩ノ巣釜めしさんでメシ食いたかったからなんですけど。
で、やっとこ鳩ノ巣まで到着したと思ったらですね、
定休日でやがんの。
もぉホント相変わらずロクに下調べもしないで行くとこーなりますわ。
わざわざ峠こっちまで下ってきたイミねぇじゃねーか!!
と、やり場のない口惜しさとやるせなさをテキトーに停まったセブンイレブンでおにぎりと共に涙ながらに流し込みましたとさ。
そしてサイクリングも終盤、梅ヶ谷峠に差し掛かります。
峠とは言え青梅近辺から武蔵五日市まではそれほどの高低差ではないので楽に行けるだろう、と事前にルート考えた時には思っていましたし、実際の梅ヶ谷峠も斜度としては都民の森までの最後区間くらいな感じで、それも距離にして1キロも無いんじゃないかな?くらいの峠と言うよりちょっと長い坂道くらいのノリなのですが、ここまで標高千メートルの峠道と向かい風を相手に80kmくらい走ってきた後だってのを忘れてました。(笑)
やべぇ・・・
ココが一番キビシいじゃねーか。
時速10km行くか行かないかくらいのゆるゆる登坂で耐えに耐え、わずか1km足らずがまるで永遠に続く試練のよーに思えてきた限界間近でようやくクリア。あーヤバかった・・・エクトプラズム出るわー。(笑)
梅ヶ谷峠をクリアしたら、ホントーにここから先は武蔵五日市までほぼ下り。
スタート地点の駅前まで戻ってこの日の走行距離は85km、獲得標高1300m前後くらいの奥多摩ライドでございました。
でもやっぱりまた走りに行きます。
そのココロは、手頃に達成感を味わえることの出来るヒルクラポイントだからという理由もありますが、
もっかい釜めし食ってやる。
という執念のほーが気持ちの大部分を占めてますので。(笑)