4年経過。
去る2月22日、ニュージーランド南島、カンタベリー大地震から4年が経過しました。
もう4年ですか。早いものですね。
その前年、2010年に私はクライストチャーチ住まいを引き上げて日本に戻っていたわけですが、私が住んでいたシティー中心がそりゃもぉ壊滅的な被害を受けたことをニュースの映像で見ながら言葉を失ったものです。
あれから4年、今のシティーはどうなっているのでしょう。
再建したところもあれば未だ更地のところもあるでしょう。
完全復興には時間がかかることはもちろんわかってます。区画整理とか、土地買収とかもあるでしょうからね。
でも、あの地震を経験せずにクライストチャーチを離れた私にとって、今でもあの町は美しい街並みの思い出しかありません。
だから、勝手な事言いますけどクライストチャーチ地震の痕跡は見たいようで見たくない。
またいつか、私がクライストチャーチを訪れることがあるその日には、昔の思い出のままの街並みを観たい。
あの地震で多くの方々の命が奪われた事に関しては、深い哀悼の意を込めさせていただきます。
ですが私にとっての第2の故郷ともいえるクライストチャーチには、いつまでも美しいままでいてほしいから、完全に復興したと言えるだけの街並みになったその時に、私は必ずあの街をまた訪れる事を誓います。
だからそれまで、今クライストチャーチに住んでいる方々には少しずつでも歩み続けていてほしい。
あの地震から4年、そして来月は東日本大震災からも4年。
私自身、どちらの復興に対しても何の役にも立っていないし、何も言う権利なんてないかもしれませんが、本当に完全な復興を願っています。
天災にも負けない人間の業を信じて、一人では乗り越えられない高い壁も、人間同士の協力があれば必ず乗り越えられると信じて。
jpslotus