ワールドカップの話をしよう2010。④
皆さん当然ご覧になりましたよね?日本対デンマーク。
私の予想ゲーム展開とは大幅に違いましたが、
よくぞ勝ち残った!!
見事です、本当に見事な勝利。
2000年のコンフェデ杯よりも、2002年日韓大会でのロシア戦の時よりも素晴らしい内容。
主観的ですがボクが観た中での日本代表ベストゲームだったと思います。
というわけで、ワタクシ日本国内で数多くいるであろう
岡田監督に謝らなくてはいけないうちの一人になりました。(笑)。
さて、昨晩のゲームですが、MVPは見るからに本田だと思います。
1点目のFKはもちろんのこと、3点目の岡崎のゴールへ繋がる一連の動き、2点目の遠藤のFKも1点目の本田のが決まって無ければ入ってなかったかもしれない。
各メディアもそのように報道しているようですが、まさにそのとおり。
ですが、本田が凄かったのはこの試合それだけじゃありません。
本来トップ下のポジションである選手らしく、ボールを持っていない時の動きとか、味方への何気ないパスのセンス、細かく見ていると足元の器用なところも、敵への体のあずけ方とかも素晴らしい。
後半ロスタイム近くになって駒野のスローインを敵に体を預けながらスルーして岡崎に取らせようとした所とか皆さん見ました!?一見地味で誰にでも出来そうですが90分動いててなおあの一瞬のキレ、天才とか、一言で片付けられない。
というわけで満場一致のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれていましたが、あえてもう一人MVPを選ぶとするならば、私ならこの人。
闘莉王。
ゲーム序盤こそトマソンに裏をつかれる場面が目立ちましたが、後半早い時間からデンマークがパワープレーをかけてきてからと言うもの、どれだけ彼がロングボールを跳ね返してきたことか。
そしてディフェンスラインの統率も見事でした。特に終盤、安部と長谷部のラインを下げてからのまとめ役はほぼ完璧。
いくら前半で2点、そして最後に岡崎の3点目が入っていたとしても、今日のゲームもし闘莉王がいなかったらと思うとゾッとします。
そしてGKの川島ですが、彼のプレーも安定してて素晴らしい。
ただあのPKの場面、一度はセーブしたボールの跳ね返りを決められるのはそれは悔しいでしょう。
いや、あれ本当に悔しいんですよ。ボクもフットサルでGKやってたからあのピッチをたたいて悔しがる場面、痛いほど良くわかります。
さて、これでベスト16、いままで一次リーグは3試合でひとつの壁。これからは1試合ごとに更に高く、分厚い壁が日本代表を待ち構えています。
昨晩、長い間越えることの出来なかったひとつの大きな壁を日本は越えることが出来ました。
しかしそれに満足せず、勝ち残った以上はひとつ、またひとつと出来る限りの力でもっと世界を驚かせてほしいと思います。
まずその次なる壁はパラグアイ。
もちろん簡単な相手ではありませんが、今の日本代表なら不可能とは言い切れない。
同じく昨晩のゲームでパラグアイと対戦し、惜しくも散っていったNZ代表の分も、ここは是非ともよろしく頼む。
というわけで今現在、もう間もなくGグループ第3戦、ブラジル対ポルトガルの大一番が始まります。
そしてその直後にはスペイン対チリの試合が。
皆さんここはせっかくですので、
オレのスペイン代表にもひとつ応援お願いします!!(笑)
日本ーパラグアイ、オランダースロヴァキア
早い段階でドイツやイングランドと当たるのは避けたかったので対戦相手に恵まれていると思います。
デンマーク戦の守備はほぼ完璧やったね。
点が欲しいあまりデンマークの攻撃が単調になっていたのも事実ですが、、
とにかくあのFKは伝説です!
タイプの違うFKがあると便利ですねーーー
デンマークのソーレンセンはしばらく不眠症かな?笑
パラグアイ・・・まぁベスト16ですからどこの相手も簡単には行かないですけど、どうにか勝ってもらいたいですね、でも気が早いですが、もし突破しても次にはスペイン対ポルトガルの勝者。。。
厳しいですなぁ。
もしスペインと当たる事になったらどうするかって?
悪いですが僕はそれでもスペインを応援しますよ。