My Favorite Movies. 13
今日は久々に映画のお話。
本日ご紹介するのはこちら。
CINEMA PARADISO
1989年公開、日本題はニュー・シネマ・パラダイスといいます。
30代後半から40代の方ならご覧になったという人も多いと思います。
劇場公開当時、イタリア映画としては世界的に空前の人気を誇り、日本でも一種の社会現象にまでなったほどの映画です。
ローマに住む映画監督、サルヴァドーレは故郷のシチリア島、ジャンカルド村に30年も帰っていない。
そんな彼にある日の夜、一本の電話が届く。故郷に住んでいた時代の一番の理解者であり、映画の世界を教えてくれた恩師でもある映写技師、アルフレードが死んだとの知らせであった。
その知らせを聞いたサルヴァドーレは自分がまだ幼かった頃のアルフレードとの日々を回想する。
ストーリーはそのサルヴァドーレの昔の回想で流れるのですが、改めて観賞するとこの映画が当時なぜあれほどヒットしたのか、いいオトナになった今になってようやく分かりました。
それはどういう事かというと、この映画はただ観客に映像を見せているのではなく、映像とストーリーを通して視聴者それぞれの記憶にある思い出を見せているのです。
昔の思い出というものは誰一人として全く同じものを共有は出来ない。だからこの映画は1000人が観れば1000人が違う印象を持つと思います。
しかしこの映画を通して自分の遠い日の思い出、子供の頃遊んだ場所、イタズラをして母親に怒られたりしたこと、そしてもちろん初恋の時の記憶。そういった物を観る者一人ひとりに思い起こさせ、全ての人に郷愁を与えてくれるのです。
とは言えそれぞれの視聴者にそのような感情を抱かせるにはやはり優れたストーリーの構成は欠かせませんが、それをこれ以上望むべくも無いレベルで仕上げてのけたジュゼッペ・トルナトーレ監督の手腕に脱帽、そしてそれ以上に素晴らしいのが巨匠、エンニオ・モリコーネが担当したサウンドトラックでしょう。
いくらストーリーが素晴らしくとも、このサウンドトラックがなければこの映画もここまで高い評価を得る事はなかったと確信できるほどの音楽の完成度。ご存じない方でも一度聴けば今でもテレビCMなどで耳にする事があるので「あぁ、この音楽か。」と思うはずです。
とにかくこの映画、先にお話したとおりただ映像を見せるのではなく、映像というフィルターをとおして観る者の思い出を脳裏に映し出す、という稀有な作品です。
ご覧になった事の無い方は本当に是非観てみてください。その2時間、絶対に損はさせませんよ。
但し成人の方のみ限定。でなければ遠い昔の思い出なんて楽しめませんからね。
ある意味アダルトDVDですな。(笑)
週末お世話になりました。ボウボウワ(HNです)です!
美味しいカクテルとデザートありがとうございました。
また、近日中に絶対飲みましょう・・いや・・遊びましょう!!
勝手ながら、カクテルの写真とリンクを貼らせて頂きました。
こちらのブログへのオリジナルカクテルのレシピと写真のUP楽しみにしています。
楽しい一時を本当にありがとうございました。
追伸・・・帰国考えて~カクテルと引き換えに、偽造結婚どおよ?(爆)
お洋服に合わせてペパーミントグリーンのカクテルを作ってもらった者です。
本当に美味しいカクテルをありがとうございました。
今度は募金箱を置いておいてください(笑
え?今度はないって!?
どうも先日はお越しいただいて有難うございましたー。
ワタシもリンク貼らせていただきまーす♪
いや、本当にまた来てくださいな、すぐに来てくれないとそろそろ店じまいなモンで~。。。
ちなみに偽装結婚は・・・考えときます。(笑)